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免疫細胞療法には、主にT細胞を中心とするリンパ球を用いるものと、樹状細胞を用いるものがあります。それぞれの特徴を、当社が技術・サービスを提供しているものを中心に説明します。

【活性化自己リンパ球療法】
免疫応答の中心となるリンパ球のうち、T細胞を中心とする細胞群を活性化、培養し、体内に戻す方法です。採血した患者血液から得られたT細胞を、薬剤等を用いて活性化、増殖した後、薬剤を洗浄し体内に戻す療法で、最も多くの臨床実績が積み上げられています。
活性化自己リンパ球療法には、その培養方法と、活性化後に得られるT細胞の性質の違いにより、下記の種類があります。

アルファ・ベータT細胞療法(αβT細胞療法)
末梢血液中に含まれるアルファ・ベータ(αβ)型T細胞、ガンマ・デルタ(γδ)型 T細胞、 NK細胞、単球などの細胞全般を、抗CD3抗体とIL-2によって活性化、増殖させて患者自身の体内に戻す治療法。
活性化されたアルファ・ベータ型T細胞が全体の約 90% を占めます。

ガンマ・デルタT細胞療法(γδT細胞療法)
末梢血液中に含まれるガンマ・デルタ型T細胞を、がんの溶骨性骨転移などで使用されるゾレドロン酸とIL-2 の組み合わせによって選択的に活性化、増殖させて患者自身の体内に戻す治療法。
アルファ・ベータT細胞療法と比較して、より活性化されたガンマ・デルタ型T細胞が数多くを占めます。

CTL療法
胸水または腹水等から得られたがん細胞を用いて、末梢血液中のT細胞を刺激することにより、特定のがん細胞を攻撃する細胞傷害性T細胞(CTL; Cytotoxic T Lymphocyte)を得て、アルファ・ベータT細胞療法技術を組み合わせて行なう治療法。
   
【樹状細胞ワクチン療法】
末梢血液中の単球から分化させた樹状細胞に、その標的の情報をT細胞へ提示する能力を付加して体内に戻す治療法。投与された樹状細胞は患者の体内でT細胞へ標的の情報を伝え、特定のがん細胞を攻撃するCTLが活性化されることを期待するものです。
当社では、ゾレドロン酸による感作とCell Loading Systemを用いる独自の樹状細胞加工技術により、がん抗原取り込み能及びCTL誘導能の向上を実現しています。

現在、当社では、上記の「アルファ・ベータT細胞療法」、「ガンマ・デルタT細胞療法」及び、「CTL療法」、「樹状細胞ワクチン療法」と、樹状細胞ワクチン療法とアルファ・ベータT細胞療法を組み合わせた「樹状細胞ワクチン+アルファ・ベータT細胞療法」に関する技術、サービスを提供しております。また、より高い臨床効果が期待できる新技術の開発も進めており、大学病院等との共同臨床研究を経て、それらについても順次サービスに加えていく予定です。

メディネットは患者のがん組織の状態に適した免疫細胞療法の選択が可能となる、がん組織の免疫組織化学染色検査について、鞄結档Zントラルパソロジーラボラトリーと提携しています。
免疫組織化学染色検査は、手術等によって摘出された患者のがん組織を用い、がん細胞表面上に出ている免疫応答に関係する特定の分子(MHCクラスI分子)の発現状態を調べるものです。
検査で調べたMHCクラスI分子の発現量に応じ、樹状細胞ワクチン療法などの「がん特異的免疫細胞療法」、それとは異なる機構によってがん細胞を攻撃する活性化自己リンパ球療法などの「非特異的免疫細胞療法」、さらには「がん特異的免疫細胞療法」と「非特異的免疫細胞療法」とを組み合わせた治療法を選択することで、患者に適したオーダーメイド医療が可能になります。


免疫組織化学染色検査は、瀬田クリニックグループをはじめとする免疫細胞療法実施医療機関において、受けることができます。

当社の契約医療機関(瀬田クリニックグループ等)およびその連係医療機関では、当社の技術に基づく免疫細胞療法を受診することができます。
治療の詳細は瀬田クリニックグループホームページの「治療効果について」を、また、免疫細胞療法のより詳しい説明は瀬田クリニックグループホームページ「免疫細胞療法とは」をご参照ください。

 
       
     
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