品川細胞培養加工施設(品川CPF)・製造体制

メディネットの品川細胞培養加工施設は「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」に基づき特定細胞加工物製造許可を取得しています。(施設番号:FA3150001)
また、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律に基づき再生医療等製品製造業許可を取得しています。 (許可番号:第13FZ110003号)

国内最大レベルの細胞培養加工施設

メディネットは、国家戦略特区に位置する羽田空港近隣に、日米欧の規制対応を踏まえた、国内最大レベルの細胞培養加工施設を新設。特定細胞加工物の開発・製造受託、再生医療等製品および治験製品の開発から商業生産まで、あらゆる細胞や組織の加工を行います。

確かな安全管理と信頼性保証体制を構築

患者さんからお預かりした細胞や組織を加工する品川CPFでは、これまでの経験と実績を活かした製造管理および品質管理を行っています。また、細胞加工と検査に独立性を持たせることで、責任体制の明確化を図るなど、信頼性を保証するための体制も整えています。

品川CPF館内図

『混同防止』や『技術情報の漏えい防止』などに配慮したヒト・モノの動線設計を取り入れた万全の安全対策を構築

A
細胞培養室/ 無菌検査室
B
会議室/ 事務スペースなど
C
中央管理室
D
品質検査室①
E
品質検査室②
F
自己がん組織バンク
G
技術検証室
H
物流エリア/ 資材保管庫など

細胞調製室のイメージ

機密性が確保された複数の細胞調製室を配備

セキュリティのイメージ

入退室管理や映像監視によるセキュリティに配慮し、細胞培養設備などの運転状況を24時間体制で監視

リスク管理体制のイメージ

免震構造を備え、非常用電源の確保、空調設備・培養関連機器のバックアップ体制など、徹底したリスク管理体制

羽田空港に近接し、安定した輸送を実現

品川CPFは、ハブ空港である羽田空港や物流ターミナルエリアに近接。原料や細胞の特性に合わせた条件を個別に検討した上で、複数の輸送会社との連携により、日本全国各地への輸送を安定的に行うことが可能です。

品川CPF所在地

高い技術とノウハウを有する豊富な人材

メディネットは創業以来、多様な経験と専門スキルを有する人材を擁しています。また、独自のノウハウを活かした教育体制を構築し、再生・細胞医療をサポートする人材育成にも力を注いでいます。細胞加工技術者をはじめ、開発、品質保証、営業など、様々な人材が連携し、お客様の再生医療品の開発・製造を支えています。

細胞加工

細胞加工のイメージ

エンジニアとしての心構え、知識教育、技術教育により、高いスキルと見識を備えた細胞加工技術者が、安全かつ高品質に様々な細胞の加工を行っています。このメディネットならではの教育体制が、これまで19万件以上の加工を行いながら、重大事故がゼロという実績を支えています。

開発

開発のイメージ

メディネットの開発スタッフは、数多くの大学・医療機関・企業などとの共同開発を通じ、細胞加工技術の導入および運用に関する経験とノウハウを蓄積してきました。これらの経験とノウハウを活用した技術移転や工程設計により、効率的で信頼性の高い製造環境の早期構築をサポートします。

品質保証

品質保証のイメージ

高い品質と安全性を保った特定細胞加工物や再生医療等製品を届けるためには、原材料の調達、製造、配送、販売に至るまでのサイクル全体を通じた、「品質マネジメント」が重要です。品質保証スタッフは、そのシステムを構築し、独立監査することで、メディネットの高い信頼性を保証しています。

営業

営業のイメージ

再生・細胞医療は、取り扱う細胞、治療技術、さらに研究あるいは治験といった目的もお客様により、それぞれ異なります。営業スタッフは、常に最新の知見や情報を蓄積し、一人ひとりのお客様のニーズに応えられる提案とその実行を通じて、医療関係者と患者さんをつないでいます。