社員インタビュー

大前提は、患者さんのために何ができるか考えること。プラス会社の業績につながるかどうかという視点が重要。 前田 努 (2011年3月)/職種:生産技術開発/所属:生産技術室

転職の動機と、メディネットに決めた理由

細胞医療や再生医療分野において、新しい技術を世に送り出す仕事がしたい。

前職はメーカーでプラスチック関係の製品開発、生産技術開発を担当していました。
学生時代は、生物分野の研究、特に免疫細胞の研究を専攻していましたので、就職活動当時から細胞医療や再生医療製品の開発業務に就きたいと思っていたのですが、まだまだそうした企業は少なく機会に恵まれませんでした。再生医療、細胞医療にこだわっていたのは、自分の体の中で起こっていることを目に見える形で利用することが単純に楽しい、というのがありますね。そしてそれが人の役に立つという意味で、基礎研究よりも実際に使用できる技術として世の中に送り出す、企業での技術開発をやりたいと思ったのです。
前職はいわゆる大企業で業績も安定していましたが、年齢的にも最後のチャンスではないかと思い転職することを決意しました。転職活動を行う中で知ったメディネットは、細胞医療分野で実用化までを果たしている数少ない企業でしたね。

仕事内容とやりがい、厳しさ

会社も世の中も変えるチャンスがある環境が魅力。

入社してちょうど3か月なので、多くの仕事にかかわったわけではないですが、配属部署のリーダーの元で新規培養技術の評価に携わっています。また入社直後に起こった震災により計画停電が実施されましたが、患者さんのリンパ球を培養する細胞加工施設が、万が一停電になった際の影響度の検証を任されました。早速一人でやってみてくれということで。結果としては細胞に生じるさまざまな悪影響を具体的に検証でき、これからほかの部署とともに抜本的な対策に取り組んでいこうとしているところです。

やはり大学時代の専門である免疫に関する仕事ができるというのが最大の魅力ですね。
それから、当社はこの分野ではリーディンクカンパニーですから、ここから新たな技術や培養方法を世の中に送り出すことで世の治療技術に大きな影響を与えることができますし、会社の規模的にも自分の力でこれからの会社を形づくり、業績も自分の力で大きく変えていけるという点もやりがいです。

逆に厳しさというか、当たり前のことですが、企業における研究職や技術開発職は論文を出して認められることが目的ではありません。求められているのは事業化であり、顧客や世の中に新しい価値を提供しつついかにして収益を上げるかを考え、実現できなくてはなりません。効率化やコストダウンを目的とするプロジェクトも多くあります。単に「新しいものを生み出したい」という自分の欲求だけでもやっていけない仕事ですね。

メディネットの職場環境、社風

成長途上の小規模組織ならではの風通しの良さ。

入社前は、もっといわゆるベンチャー企業的なガチャガチャした雰囲気をイメージしていましたが、入社してみると、思っていたよりいい意味でしっかりとした企業だな、という印象を受けました。やはり上場するに当たって組織や制度が整備されてきたことが理由でしょうね。

また、小さい組織なので若い人間の意見も通りやすく、やりたいことができるチャンスの多い会社だと感じています。前職までで得た経験から、入社早々書類・文書管理ルールの整備を提案し、受け入れられて実現することができました。また設備面も十分で、自分が知っている実験はほぼ行える環境です。

まだ他部署と協働の機会が少なく分からないですが、部署間の壁がないということは期待しています。以前いた大企業では、それぞれの部署の利害関係が前面に出ることが多く、仕事がやりにくいときもありました。メディネットはそういう壁は今のところ感じないですね。

私が考える、この仕事に向く人、向かない人

患者さんの利益と会社の業績との両立を考えなければならない。

メディネットは企業理念を大切にしていて、患者思いの社員が本当に多いです。それはすばらしい社風だと感じており、そういう気持ちがない人は当社にはそもそも向かないと思います。

ただ、あえてメッセージとして出したいのは、患者さんのために何ができるかということを考えられることは大前提ですが、当然ビジネスでもあるので、患者さんの利益と会社の業績の両立を(どちらも犠牲にせず)考えられる人が求められているということです。医療分野でビジネスというと毛嫌いする人がいますが、もちろん会社が暴利を得るということではなく、継続的に適正な収益を上げることでそれを再投資し、長期的に患者利益となる活動を続けていくということです。

私も今後、さらに高い効果があり、価格面も含めもっと汎用性の高い免疫細胞治療を世の中に送り出すことを目標にしています。また、人の手を極力掛けずに、多くの細胞培養に対応可能な技術の模索、がん以外の疾患も対象とした細胞医療も是非実現したいと思っています。

  • Interview1 医療技術者 高城 明日香
  • Interview2 生産技術開発 前田 努

ある一日のスケジュール

生産技術室

【勤務時間】
9:00~18:00

8:30

出社、1日の業務確認

9:00

研究所との合同朝礼、
勉強会(論文紹介)

10:00

生産技術室会議

11:00

新規技術評価のための実験

13:00

ランチ

14:00

新規技術評価のための実験

17:00

CPCとの打ち合わせ

18:00

実験のまとめ、報告書作成

20:00

過去の知見調査

21:00

日報作成、帰宅